女性だけでなく男性にもやってくるかもしれない更年期障害。サプリメントも活用しながら上手に乗り切りたいものですね。当サイトではさまざまな「更年期対策」をご紹介していきます。
また更年期障害サプリメントの比較ランキング<2018年10月版>やその効果、効能、副作用などの情報も、最新の科学的見地から解説します。
中高年女性は愁訴(不快な状態)がさまざまであり、更年期症状を一般化することは困難です。
更年期症状は卵巣機能の低下に加え心理社会的因子およびライフスタイルによって影響を受けます。
多くの症状のうち、血管運動神経性の症状=ホットフラッシュ・発汗、外陰部・腔萎縮の症状は、閉経の時間経過に伴って変化します。
血管運動神経症状は閉経移行期に始まり閉経後1〜2年でピークを迎えます。
腔乾燥は閉経前から閉経後にかけて徐々に増加傾向にあり、閉経後10年でピークとなります。
更年期以降の女性における卵巣機能とエストロゲン欠落の変化には時間的関連性が存在します。
エストロゲンの低下と欠乏に伴い、顔面紅潮、発汗、不眠が早期に出現します。自律神経失調症状が出現した後に、倦怠感、うつ、不眠などの精神症状が出現します。
一方、エストロゲン欠落に伴って起こるエストロゲン標的臓器の機能変化としては、泌尿生殖器の萎縮、骨量減少、脂質異常症、動脈硬化が徐々に進行します。
このような疾患は閉経前後より発症しているものの、多くは閉経後しばらくして認知され、老年期障害とも呼ばれます。
更年期症状の緩和だけではなく、こうした加齢性変化が進行することを予防することも必要です。
女性が性成熟期の終わりに達し、卵巣の活動性が次第に低下し、ついに月経が永久に停止することを閉経(Menopause)といいます。
この言葉は1816年にガルダンヌによって初めて使用されたとされています。
月経が停止した時点で閉経を診断することは難しいため、12ヵ月以上の無月経を確認することにより判定します。
日本人女性の平均閉経年齢は49.5±3.5歳、中央値は50.54歳と報告されています。
閉経の正確な機序についてはいまだ明らかにはなっていませんが、その中心にあるのは卵巣の加齢性変化であると考えられています。
卵巣は加齢に伴い、皮質の萎縮、卵胞数の減少、顆粒膜細胞の機能低下、血管の動脈硬化、間質細胞の萎縮・線維化などが生じ、重量も30歳代に平均15gであったものが50歳代には5gにまで減少します。
さらに閉経前後のホルモン変化を詳しくみてみると、40歳代になると無排卵周期が増えてきますが、この時期には卵胞期の延長を主体とする月経周期の延長があり、閉経前2〜8年にわたり続くとされています。
更年期障害は、大きく分類すると「自律神経失調症状」「精神的症状」「その他」の3種類に分けられますが、症状の原因としては、加齢に伴う変化(女性ホルモンの低下に伴う変化)と個人をとりまく家庭や社会での環境の変化などが、複雑に関与して表現されると考えられており、このため閉経後5〜10年経過し女性ホルモンの低い状態に適応した後に、ほてり、発汗などの更年期様症状の発生を訴える場合には、ホルモン低下というよりもストレスを含む社会環境などのバックグラウンドの変化を考慮する必要があります。
更年期障害の診断には、
1.不規則ないしは消失した月経
2.エストロゲンの低下と特に関連の深い血管運動神経症状
3.他の疾患が原因ではない
4.血液検査で卵巣機能の低下がある
などが重要です。
更年期障害の実際の症状ですが主に以下が挙げられます。
a.肩こり
首筋から肩甲骨にかける不快感、重い感じ、張った感じなどを総称しており、筋力が弱いこと、女性ホルモンによる靭帯の弛緩のため、若年においても男性より女性に多くみられると考えられています。
更年期以降では加齢による筋骨格系の老化とさまざまなストレスなどの社会的背景から肩こりが増加すると考えられます。
b.ほてり(ホットフラッシュ)
自然閉経、ないしは卵巣摘出を受けた女性の6割程度で経験されるといわれ、そのうち日常生活に支障を来すほど重症であるのは1割程度と考えられています。
症状としては2〜4分間持続する熱感および発汗、血圧変動がないまま脈拍が増加します。頭重感を伴うこともありますが、顔面から始まり、頭部・胸部・全身に広がります。末梢血管が拡張し皮膚温の上昇、さらに体幹温度が低下します。
顔面のほてり、発汗のみを単独に感じることもあります。
c.頭痛
器質的疾患=頭蓋内血腫・脳血管障害などではないことが大前提になります。
閃輝暗点や半盲などの前兆を有し、拍動性の痛みがある場合には片頭痛である可能性が高く、比較的若年女性にみられます。
一方、疲労や長時間の姿勢維持による血流低下により起こるのは筋緊張性頭痛であり、締め付け感が後頭から頭頂部へ移動しますが、動作による悪化はありません。
d.易疲労感(疲れやすい)
更年期症状と考えられていますが、非特異的症状であり、あらゆる疾患に認められる一方で、原因がよくわからないことも多々あります。貧血や低血圧など身体所見に異常がなく訴えのみが強い場合には、うつなどではないことが前提になりますが、社会的要因から起きていることも多いです。
e.腰痛
原因としては第一に運動器の疾患があげられ、この場合には体を動かすと悪化し、安静によって軽快します。症状の持続時間から分類され、比較的短時間(6週間以内)で消失する場合は急性腰痛、3ヵ月以上持続する場合は慢性腰痛とよばれます。
更年期女性の腰痛には、骨粗鬆症などの変形性脊椎疾患のみならず、椎間板ヘルニアや解離性大動脈瘤などの血管疾患、さらに十二指腸潰瘍や膵炎という消化器疾患などが含まれていることがあるため、注意を要します。
f.不眠
頻度の高い訴えの一つであり、寝つきが悪い入眠障害、眠りが浅い熟眠障害、早朝に目覚める中途・早朝覚醒の3種類に分けられます。
一方、高齢の女性では眠りが浅く覚醒しやすいため睡眠時間が減少することが多いです。社会・心理的な背景が原因となるのみならず、のぼせなどの更年期症状が引き起こす睡眠障害が問題となり、睡眠薬の投与のみならず症状の同時治療も必要となることがあります。
また、月経前に不眠を訴えるケースがあり、女性ホルモンのうちプロゲステロンが原因といわれています。
代表的な更年期障害サプリメント成分をご紹介します。
a.大豆/イソフラボン
大豆は食品として、またサプリメントとして更年期症状の緩和に用いられてきました。
大豆には高濃度のphytoestrogensが含まれており、その作用機序は十分には解明されていませんが、エストロゲン作用を示すものと考えられています。
最近の厳格な試験では、ほてりに対して効果があったと報告されています。
また血清脂質に対する影響は最も有望です。LDLとトリグリセリドの減少、HDLの増加などの有効性が示されています。
米国はコレステロールを低下させる効果として、1日25gの大豆蛋白摂取を認めています。ただし、大豆イソフラボンが損なわれない状態で摂取される必要があります。
骨に対する影響も有望です。動物実験では骨密度を増加させました。骨塩量の低下した更年期女性に対しては、骨塩量の明らかな増加が認められました。
乳癌・子宮内膜癌に対する影響については、動物実験では25〜50%の抑制が認められました。
日本人女性が米国に移住すると、イソフラボン摂取量の低下のためでしょうか、乳癌のリスクが高まるとの報告があります。
大豆アレルギーがなければ、更年期の女性がイソフラボンを取り入れることは有効です。
b.プラセンタ
プラセンタには内分泌=ホルモンや自律神経の調節作用があり、不定愁訴=身体の異常と症状の関連がはっきりしない不快な状態の改善にも効果があります。
不定愁訴の多くは、更年期に伴うエストロゲンなどの女性ホルモンの急激な減少が内分泌系の司令塔である脳の視床下部を強く刺激し、自律神経のバランス=交感神経と副交感神経の均衡を乱すために引き起こされると考えられます。
ホットフラッシュと多汗で眠れず、ひどい頭痛や肩こり、イライラ感もあるという症例では、プラセンタを週2〜3回、3ヵ月間続けた段階で症状がかなり軽減し、血液検査でも3ヵ月後にはエストロゲンの量の増加が確認されました。
それに応じて気持ちが落ち着き、やる気が出てきたといいます。
この症例に限らず、閉経後まもない女性の場合はとくに、プラセンタを摂取するとエストロゲンが増加するケースがよく見られ、止まっていた生理が再開することも珍しくありません。
c.高麗人参
イソフラボンやプラセンタに高麗人参などの漢方薬を併用することで、より治療効果が上がる症例も少なくありません。
漢方薬は昔から更年期障害の改善で知られていますが、多くの症例によって実証されています。
漢方薬は副作用が比較的少なく、安心して他の有効成分と併用できることも大きな長所といえます。
・最後に
更年期はすべての女性が通る道なのですから、自然な老化に伴う変調の一つとして受け入れてほしいものです。
日常生活に支障をきたすほど更年期障害が重い場合でも「不足を補うホルモン補充療法」と即断せず、多少の時間はかかっても、天然素材の有効成分を活用してみることをお勧めします。
更年期障害サプリメント製品を比較検討するためには、原料や産地、成分、内容量といった商品情報の把握が欠かせませんが、もしこれらの記載内容が誤りだったらどうなるでしょう?商品選びの前提から崩れてしまうことになります。
やはり開示された商品情報が信頼できる、大手食品メーカーや上場企業などのいわゆる「名の通った会社」の商品を選んだ方が無難です。
大企業であれば強引なセールスはしてこないでしょうし、万が一の時も丁寧な対応が期待できます。
上記の通り更年期障害の原因としては、加齢に伴う変化(女性ホルモンの低下に伴う変化)と個人をとりまく家庭や社会での環境の変化などが複雑に関与して表現されると考えられており、「特効薬」はなかなかないのが実情ですが、それでも効果・効能が期待できる成分が含まれるサプリメントを選ぶことが大切なのは言うまでもありません。
具体的には
・イソフラボン
・プラセンタ
・漢方薬
が人気の成分と言えます。まずはこうした成分が豊富に含まれるサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
原料や成分、メーカーの信用力に概ね納得できれば、後はお値段ということになります。
ただし、コスパ=コストパフォーマンスという言葉が日常的に使われるようになりましたが、これは単に値段が高い・安いという話ではありませんね。1日分1,000円の更年期障害サプリメントと、1ヶ月分3,000円の更年期障害サプリメントを比較すれば、値段が安いのは前者ですが、「1日あたり」というコストパフォーマンスで比較すれば、よりお得なのは後者となります。
「1日あたり」「1杯あたり」「有効成分10gあたり」などなど、比較軸は何でもかまいませんが、大切なのは基準をそろえてあげて正確に比べることですね。当サイトでは「1日あたり」の値段で比較しています。
みなさんが納得できる更年期障害サプリメントに出会えることを祈っています。
それではここで、最新の更年期障害サプリメント比較ランキングをご案内したいと思います。
順位 |
メーカー /商品名 |
会社 信用 度 |
原料 |
有効 成分 量 |
コスト パフォーマンス(円) |
特徴 |
HPへ |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
何日 分 |
一日 当り |
一月 当り |
|||||||
1位 |
![]() |
![]() 大豆 |
![]() 6,750 |
30 日分 |
![]() 164 |
![]() 定期 |
安心のキッコーマン |
詳しく は こちら |
|
2位 |
![]() |
![]() エク |
![]() 4,800 |
30 日分 |
![]() 194 |
![]() 定期 |
大豆イソフラボンを |
詳しく は こちら |
|
3位 |
![]() |
![]() エク |
![]() 459 |
28 日分 |
![]() 154 |
![]() 4,320 |
こちらもイソフラボン |
詳しく は こちら |
|
4位 |
![]() |
![]() 馬プラ |
![]() 6,000 |
30 日分 |
![]() 90 |
![]() 定期 |
プラセンタの中でも |
詳しく は こちら |
|
5位 |
![]() |
![]() 高麗 |
![]() ? |
31 日分 |
![]() 83 |
![]() 定期 |
更年期対策として |
詳しく は こちら |
|
6位 |
![]() |
![]() 豚プラ |
![]() 10,416 |
31 日分 |
![]() 183 |
![]() 定期 |
こちらは豚プラセンタ |
詳しく は こちら |
|
7位 |
![]() |
![]() 豚プラ |
![]() 10,800 |
30 日分 |
![]() 116 |
![]() 定期 |
こちらも豚プラセンタ |
詳しく は こちら |
|
8位 |
![]() |
![]() 田七 |
![]() 29,400 |
30 日分 |
![]() 173 |
![]() 定期 |
こちらも更年期障害 |
詳しく は こちら |
キッコーマン
30日分
4,914円(定期/税抜) 送料無料
アドバンストメディカルケア
30日分
5,832円(定期/税抜) 送料無料
こちらの更年期障害サプリメントは、アドバンストメディカルケア社の「エクオール+ラクトビオン酸」です。
このサプリメントの特長はその名の通り、今注目の更年期対策成分である「エクオール」が摂れる点ですね。
大豆イソフラボンを摂取した時にお腹の中で腸内細菌によって作られる成分がエクオールで、女性の健康と美容をサポートする成分です。
エクオールは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをします。女性に良いとされていた大豆イソフラボンですが、近年の研究でイソフラボンから作られた「エクオール」こそが女性の健康と美容に大きく関わっていることが分かったのです。
このエクオールが1日あたり10mg摂れるほか、エクオールをサポートするラクトビオン酸が1日あたり150mg摂れます。
ラクトビオン酸には、難消化性オリゴ糖としての体内環境ケアに加え、エクオールの働きやカルシウムの体内吸収をサポートする働きがありますので、エクオールと一緒に摂りたい成分だと言えます。
同社によればこうした悩みがある方向けとなっています。
・余裕がない
・どんよりしがち
・家事がおっくう
・ケンカが増えた
共感される方は試してみてはいかがでしょうか。
実際、93%の利用者が前向きな変化を感じたほか、統計研究所調査ではエクオール系サプリメントの中で人気No,1ということですから期待できそうです。
通常価格は6,480円ですが、定期コースを選ぶと5,832円となります。
参考にしてみてください。
大塚製薬
30日分
4,320円(税抜) 送料無料
こちらの更年期障害サプリメントは、大塚製薬社の「エクエル」です。
大手製薬会社である大塚製薬のサプリメントですので安心感があります。
こちらもイソフラボン由来のエクオールが主成分のサプリメントです。
そのエクオールが1日あたり10mg摂れるほかイソフラボンも1日あたり6.4mg摂れます。
ただ更年期対策としての有効成分は1日あたり16.4mgということで上記2商品と比較すればやや物足りないと思われる方もいるかもしれません。
通常価格は4,320円となっています。
参考にしてみてください。
管理人からのコメント
こちらの更年期障害サプリメントは、キッコーマン社の人気の更年期障害サプリメントである「基本のサプリメント」です。


安心のキッコーマンブランドである点が魅力的ですね。サプリメントは毎日口にするものですから、やはり大企業の製品が安心です。キッコーマンは食品会社ですからなおさらですね。
中身についても大豆イソフラボンが1日25mg摂れることに加え、ぶどう種子ポリフェノールも1日あたり200mgと充実の内容になっています。
キッコーマンのイソフラボンは「アグリコン型」という吸収されやすい状態で摂ることができる独自素材ですので、腸内環境に左右されることなくスムーズな実感が期待できるようです。
さらにビタミンD3や葉酸も配合されており、更年期の女性にとっては、まさに「基本のサプリ」と言えます。
同社ホームページによればこうした悩みをもつ方の利用を想定しているようです。
・やる気が出ない。
・毎朝どんよりしている。
・すぐ座りたくなる。
・気持ちが安定しない。
共感される方は試してみてはいかがでしょうか。
通常価格は5,460円ですが、定期コースを選ぶと4,914円となり、さらに初回は半額の2,730円です。これなら気軽に試せそうですね。
実際に注文してみると、見やすくわかりやすいサイト構成で申込みしやすかったです。
注文してから3日後に宅配便で届きました。
梱包の感想は、しっかりとした固めの段ボールの箱にしっかりと固定された状態です。
ピンク基調の女性らしい優しい感じがするパッケージです。そのままテーブルに置いておいても可愛くて良いです。
同封物としては、商品の冊子やチラシが大目に入っている印象です。
商品の見た目ですが、茶褐色の錠剤でやや小粒。薬のような雰囲気です。
小粒で飲みやすく、味も気になりません。少量の水でもするりと喉を通りやすいと思いました。
飲んだ効果ですが、更年期と思われるホットフラッシュやめまい、頭痛に悩まされていて、いろんな薬なども試してみたがあまり効果もないところ、このサプリを飲むことになりました。
あまり期待することなく、少しでも良くなればいいなという気持ちで始めました。
一週間ほどじゃとてもじゃないが効果なんてないだろうと思いつつ、今回も何も変わらないだろうなとそのまま二週間、三週間と経過。その時にふと「あれ?めまいがしてないな。」と気付きました。
そういえばホットフラッシュもましになっているなと変化を実感しました。
身体の軽さを感じ始めたのも嬉しく思いました。
更年期のサプリはどれも高いし、効果も曖昧。始めるにしてもどれがいいかわかりませんでしたが、これは個人的には満足できる商品でした。
二、三週間でまさか効果がわかるとは思っていなかったので本当に嬉しいです。
参考にしてみてください。